デザイン賞も受賞した最新の北欧ウォッチとは?

デンマークの腕時計ブランド、ノードグリーン(Nordgreen)。2017年に誕生してから瞬く間に注目が集まり、下記を含む多くのメディアで取り上げられるようになりました:ワイアード(WIRED)、ハフポスト(the Huffington Post)、スカンジナビア・スタンダード(Scandinavia Standard)、ウォッチプロ(WatchPro)、フォーブス(Forbes)、トレンドスポッター(The Trendspotter)、ジーキューブリティッシュ(GQ British)、ヴォーグ(Vogue)、マッシャブル(Mashable) 、フェアマガジン(Flair Magazine)。

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Philosopher シルバーケース×メッシュストラップ(¥24,000)
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Philosopher シルバーケース×ブラックレザーストラップ(¥23,000)

ノードグリーンが今これほど注目されている理由に、デザイン性の高さがあげられます。北欧のミニマルな自然美を取り入れたノードグリーンの時計は、シンプルに見えて細部にまでこだわったデザインが特徴。また高品質な素材を使用しているにも関わらず、どの時計も手頃な値段で購入できるので、男女問わず幅広い年代の方に支持されています。

とはいえ、ノードグリーンは本当に評価に値するブランドなのでしょうか?今回はノードグリーンの中でも特に人気のモデルPhilosopher(フィロソファ)を中心に、長年男性ファッション雑誌の記事を書き続けている筆者がその魅力を深堀りしていきます。

Philosopher Collections

目次

Philosopher-デザイン賞に輝くミニマルモデル

Philosopher ガンメタルケース×メッシュストラップ(¥24,000)

 業界関係者も注目しているノードグリーンの『Philosopher』。ミニマルで洗練されたデザインが、発売当初から大きな反響を呼んでいます。「ミニマル」と聞くと、特徴のないシンプルな時計をイメージしがちですが、Philosopherは文字盤やケース、リューズに至るまでディテールがつくり込まれているため、長くつけていても飽きの来ないデザインになっています。装飾を必要最低限に抑えることで、フォーマルからカジュアルスタイルまで合わせられる汎用性も、魅力の一つと言えます。

なめらかな流線型のケースとすり鉢状の文字盤が、時計自体に奥行きを持たせています。日付表示は文字盤より一段窪んだところに配置され、その上をアシンメトリーデザインの秒針が走ります。ケースサイズは36㎜と40㎜、厚さはそれぞれ7.2㎜と7.84㎜。腕時計の中でもかなり薄く作られていて、シャツやスーツの袖に引っ掛かる心配もありません。

Philosopherは2021年に世界的なデザイン賞「iFデザイン賞2021」を受賞しました。そのデザイン性は国際的にも高く評価されています。最美を極めたデザインながら、3万円以下で購入できることもPhilosopherが支持されているポイントと言えます。

高品質で安全な素材を使用

Philosopherが支持されるもう一つの理由は、時計に使われている高品質な素材。ノードグリーンの時計本体には316Lステンレス鋼が使われています。腐食や酸化、熱に強い316Lステンレス鋼は、金属アレルギーが起こりにくいとされています。金属アレルギーが心配な方でも、ノードグリーンの時計なら比較的安心と言えるでしょう。

また時計本体には日本製のムーブメントが使用されています。精巧でクオリティーの高いこのムーブメントは、ノードグリーンをはじめ多くの腕時計に使われ、信頼性の高さに定評があります。正確な時刻を知ることは現代人にとっての必須事項です。時計のデザインだけでなく、品質にも妥協しないノードグリーンのこだわりが感じられます。

ワンタッチ交換のストラップ

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交換可能なストラップがセットになった厳選セット
ストラップはワンタッチで簡単に付け替え可能

Philosopherのストラップはワンタッチで簡単に付け替えられます。イタリア製レザーや、メッシュ、リンクブレス、ナイロン、ラバーなど様々な種類のストラップで付け替えを楽しめます。ストラップは時計本体とは別に追加購入が可能なので、まとめて購入しても良いかも知れません。なお、リンクブレスやメッシュなど金属を使用しているストラップ素材にも、時計本体と同じく316Lステンレス鋼が使われています。

世界的デザイナーを起用

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ノードグリーンのデザインを手がけるヤコブ・ワグナー氏

ノードグリーンのデザインを手掛けるのはヤコブ・ワグナー(Jakob Wanger) 氏。Bang & Olufsenをはじめ数々の有名ブランドでデザインを担当し、「iFプロダクトデザイン賞」に5回輝くデザイン界の巨匠です。ワグナー氏は、「過去から学び、良い未来を創造する。それが人間の本質である」と言う考えをもとにしてPhilosopherをデザインしています。彼の言葉どおり、Philosopherは、時代のトレンドに左右されることなく、その人本来の魅力や個性を引き立たせる時計であると言えるでしょう。

サポートサービス

ノードグリーンでは時計購入後のサポートの他、購入前のアドバイスも行っています。無料の配送サービスや日本語での問い合わせ、購入した時計の保証なども公式サイトに明記されています。

安心で最速の無料配送サービス

 ノードグリーンの時計は中間業者を挟まず配送されるので、日本国内へは通常、注文から2~5営業日以内に届きます。海外ブランドは手元に届くまでに時間がかかるといった声も聞きますが、ノードグリーンはスピーディーで安心な配送サービスを実現しています。

日本語サポート

この様に早い配送が可能なのは、日本語によるカスタマーサポートが充実しているからでしょう。日本語でのチャットの問い合わせは平日16:00~23:30(日本時間)、電話での問い合わせは平日16:30~22:00(日本時間)となっています。専任の時計アドバイザーによるオンラインアドバイスも受けることができます。時計選びに迷ったら一度、アドバイスを受けてみるのもおすすめです。

2年間の品質保証

ノードグリーンでは公式サイトより購入した商品が合わなかったり、満足のいくものでなかった場合、返品、返金、交換が可能です。また全商品に購入後、2年間の保証がつきます。

時計でサステナブルな未来を目指す

数年前から話題になっているサステナブルな社会への取り組み。ノードグリーンではいち早く、サステナブルな取り組みを行っています。

3つの社会貢献プログラム

ノードグリーンの時計を購入すると「教育」「健康・衛生」「環境」の3つの中から一つ選んで、購入金額の一部を寄付できます。寄付金は各NGO団体を通じて、それぞれの分野に支援されます。「教育」ではインドの子ども達が教育を受ける支援に、「健康・衛生」では中央アフリカに住む人にクリーンな水の提供を、「環境」では中南米の熱帯雨林の保護を行っています。

 

これまでの支援総額は、子どもの教育40,000ヶ月分、クリーンな水87,000ヶ月分、熱帯雨林1.6平方キロメートルにもなります

環境に配慮した取り組み

 社会貢献だけでなく、地球環境保護への取り組みにも力を入れているノードグリーン。例えば自社製品を配送する過程で効率化を図るため、製品が工場から日本のユーザーへ送られるまでメール追跡できるシステムを導入しています。また、二酸化炭素排出量の削減(カーボン・オフセット)への取り組みとして、時計を工場から空港まで貨物輸送する過程や、空港輸送する過程での二酸化炭素排出量削減にも積極的に取り組んでいます。2021年にはCleanHub社と提携し、時計に使用したプラスチック量や自社で発生したプラスチック使用量を計算するなど、プラスチック消費量削減(プラスチック・オフセット)にも力を入れているそうです。

 近年、ファッションとサステナブルな社会への取り組みは、切り離せないものになってきました。時計を購入することで地球と人々の未来を変えていく仕組みを作り上げたノードグリーン。彼らの時計を身に着けていると言うことは、地球環境や社会を良くしていくことにもつながります。

Philosopher以外の注目時計

Philosopherと同様に高い人気を誇るPioneer(パイオニア)。ノードグリーンのクロノグラフであるPioneerは、2020年に「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞し、約6,500のプロダクトの中の頂点に輝きました。メカニカルな要素を削ぎ落とし、北欧のミニマルなデザインにクロノグラフの機能を落とし込んだ新しいタイプの時計です。視認性に優れ、オン・オフ両方のスタイルに合わせられます。サイズは42㎜、厚さ11.9㎜とクロノグラフの重厚感も楽しめます。

Philosopherを手に入れる方法

 数多くの雑誌やメディアで取り上げられているPhilosopherは、在庫がすぐに無くなるほどの人気モデルです。在庫がなくなると、次の購入まで数週間待ちになる可能性もあるので、早めに購入することをおすすめします。