今年もクリスマスがやってきました!この季節になると、普段よりワクワクした『特別感』を感じてしまいます。大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美選びに気合が入るのも、このシーズンではないでしょうか。
心弾む2022年の年の瀬ですが、世界では気候変動やコロナウィルスの脅威、物価高騰や不安定な世界情勢が続いています。
そんな中、私たち消費者の意識にも変化が現れています。モノを大量に購入、消費、廃棄する時代は終わりを迎え、私たちは「何を」「どれくらいの価格で」「どのような理由で」購入するかを考えるようになってきました。
この様な消費行動の変化は、腕時計業界でも顕著に見られます。
例えば最近よく耳にする「エシカルな商品」や「サステナブルな商品」という言葉。現在の腕時計業界では、商品を購入する顧客と、提供する製造者やメーカーの間でブランド価値を見直し、お互いの役割を認識し、より良い未来のために投資していく動きが見られます。
最新のデロイトスイス(Deloitte Swiss)の調査によると、顧客の60%以上が今日時計を購入するとき「サステナブルな要素」のある時計を意識するそうです。この様な傾向は若い世代にも見られます。“ミレニアム世代”と呼ばれる人々の71%以上が大量購入をするより、エシカルな要素を取り入れたハイクオリティな商品を購入する傾向があるようです。